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第一次世界大戦とホチキス  世界史小ネタ第5回

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第一次世界大戦ではそれまでの戦争とは桁違いの戦死者を出しました。その理由の一つに機関銃の使用が挙げられます。安易な「突撃」は死体の山を築くだけとなりました。互いに塹壕を掘り、この中で相手とにらみ合いを続ける、これが戦い方の基本になりました。横へのびる塹壕の長さに比例して、戦争は長期化し、膠着していきました。

戦法を変えざるを得ないほどの衝撃をもたらした機関銃。これを発明したのがベンジャミン・B・ホッチキスで、ホチキス社は戦後弾送りの技術を応用してホチキスという文房具を発明した、いう話は結構知られているようです。NHKの「映像の二〇世紀」というシリーズでもこのように紹介されました。しかし、実際のところはどうか。このあまりにできすぎた話にふれているのがマックス(もちろん文房具の)のホームページです。

弾送りのパーツの技術的な類似性はハッキリしているものの、どのような経緯で機関銃が突然文房具になったのか、詳細は依然謎だ、と結論しています。もっと不思議なのは、例えばブリタニカを調べても、あるいは他のHPを見ても、第一次大戦中に機関銃が画期的な役割を果たしたことにふれてはいるものの、あるいはそのメーカーがマキシム社やブロウニング社であることにはふれているものの、肝腎のホチキス社の名前が出てこないのです。ホチキスの話は日本人好みの逸話なのでしょうか。

いずれにしろ、塹壕戦はイギリス軍の新兵器、タンクの登場によってピリオドが打たれます。機関銃の弾をはね返しながら、塹壕をキャタピラで力強くまたいで敵を蹴散らした化け物の登場によって連合軍はようやく勝利を手にすることがでました。

参考にしました

 

リンク

  1. マックス社 ホッチキス物語
    http://wis.max-ltd.co.jp/op/h_sto